新型コロナウィルスによるセミナー開催延期
☆Re:Aセミナーの受講申込、またはご検討されておられる皆さまへ☆
新型コロナウィルス感染拡大の状況を鑑み、Re:Aセミナーを延期させていただくこととなりました。大変申し訳ありませんが、感染拡大のリスクを避けることが最重要と判断させていただきました。
受講申し込みをしていただいた方、日程が確定次第ご連絡をさせていただきます。
振込をしていただいた方、振込手数料を含めて返金させていただきますので順次ご連絡を差し上げます。お手数をおかけしますが、ご対応頂けますと幸いです。
延期させていただくのは以下の2タイトル(Dayセミナー1開催+nightセミナー4開催)となります。
2020年6月7日開催予定でした
神戸大学大学院 准教授 荒川高光先生による解剖学~腹壁を構成する筋群の解剖学から考える腹圧~ を延期させていただきます。
日程に関しましては、新型コロナウィルスの状況を踏まえ荒川先生と調整させていただきます。決定次第アナウンスさせていただきます。
また、4月より開催予定でした『大腿骨頸部骨折の病態とリハビリテーション』を延期させていただくこととさせて頂きます。
4月9日 (木)姫路開催
5月14日(木)加古川開催
6月11日(木)明石開催
7月9日 (木)神戸開催
@night『大腿骨頸部骨折の病態とリハビリテーション』上記4都市開催全てを延期、8月以降での開催を検討しております。
医療従事者の皆さま、
どうかご自身に加え、担当患者さんへの感染予防の徹底をお願い致します。
Re:Aセミナー事務局
家屋環境を見ておこう~階段編~
おはようございます。
ごんです!
皆さんは家屋調査に行ったことありますか?
今日は家屋調査でここを見た方がいい!
っていうのをお伝えできたらと思います。
まずは階段編!
階段にもそれぞれ名称があります。
住宅改修をする場合に打ち合わせる場合は知っていた方がいい名称かもしれません。
階段のチェックポイントとしては上記の通りです。
生活動線で必要な場合はまずは実際に登ってみるのがいいと思います。
次に下の写真、見てどう思いますか?
段も壁も全てが白いです。
こうなると段差がとても見えにくいです。
高齢者は視力が落ちているとされています。
夜間など暗い時間帯はより一層リスクが高まることは容易に想像できますよね?
そんなときに活躍するのがノンスリップです。
このように段鼻に沿ってノンスリップテープを貼ることで段の境界が明瞭に分かるようになります。
家屋調査や訪問リハビリをされている方は是非参考にしてみてください。
@nightが『動作分析から紐解く臨床推論』のテーマで姫路、加古川、神戸、明石の4都市で開催決定!
奮ってご参加ください(^^♪
【高齢者四大骨折 その② ~大腿骨頸部骨折~】
【高齢者四大骨折 その② ~大腿骨頸部骨折~】
こんにちは!!
ファミレスでフライドポテトにたらふく塩をかけてむさぼる、塩分過多のdonです(^^)/
健康診断が恐怖でしかない・・・
今回は前回の【高齢者四大骨折 その① ~圧迫骨折~】に続いて、大腿骨頸部骨折についてです。
- 大腿骨頸部骨折とは?
- どんな評価をするのか?どの画像で何をみたらいいのか?
- どんな治療が必要なのか?(ポイント)
を中心にお伝えしたいと思います。
まず初めに大腿骨の解剖についておさらいしましょう。
(骨と関節構造、栄養血管)
(股関節周囲の付着筋)
【大腿骨頸部骨折とは】
大腿骨頸部骨折は高齢になると骨粗鬆症を基盤とした骨の弱さにより、転倒など比較的軽い外力によって骨折を生じます。骨折により痛みや長期臥床による筋力低下を中心とした身体機能の低下から起居動作や歩行能力の低下を引き起こし、日常生活動作障害を生じさせます。
そのため、さまざまのリスクに配慮し、いかに早期から離床させ、荷重訓練や歩行訓練を行っていくかが重要になってきます。
骨折の分類として、外側骨折と内側骨折に分類されます。
『外側骨折の分類』
大腿骨転子部骨折および転子下骨折が含まれます。
特徴としては、関節包や近位骨片への血流が得られるため、手術にしても保存にしても骨癒合が期待できます。骨接合術としてはCHS、ガンマネイル、PHN、エンダー釘などが用いられます。
骨折の分類としてはEvans分類、Jensen分類、AO分類を用いることが多いです。
Evans分類、Jensen分類ともに整復の可否が判定基準に含まれています。
(分類方法は下記)
(Evans分類)
(Jensen分類)
『内側骨折』
特徴として関節包内の骨折であるため、骨折の重症度によっては骨頭への血流が途絶える可能性があり骨頭壊死や骨癒合の遷延化を起こすリスクを有しています。
骨折の分類としては骨折の転位の大きさと分類で分けるGarden分類を用いることが多い出です。
一般的にはStageⅠは保存療法または骨接合術、StageⅡは骨接合術、StageⅢは骨接合術もしくは人工骨頭置換術、StageⅣは人工骨頭置換術を選択することが多い。
(分類方法は下記)
【何を評価するのか?どの画像でなにをみるのか?】
- 受傷機転、転倒歴
どのようなシチュエーションで転倒したのか、転倒の高さと外力の大きさを知るのに重要です。転倒歴が多い人は再度転倒し骨折するリスクが大きくなるため注意が必要です。
- 生活歴・生活習慣
受傷後の疼痛や下肢の筋力低下を中心とした身体機能の低下から活動範囲が低下する症例は少なくありません。どのような環境で生活をしていたのか。どのような習慣があったのかを知ることは個別の目標設定に必要な情報となってきます。
- 画像評価
画像所見では主にレントゲンですが3DCTを用いて骨折の転位を評価することも可能です。3DCTではより立体に骨折部を評価できるので骨折周囲の軟部組織の損傷程度の予測などにとても有意義となります。また、骨折部位を評価することで損傷される筋が想定され、MMTや動作分析など評価において機能低下を生じている筋の同定に有用と考えます。
- 疼痛評価
疼痛はVAS、NRS、FRSなどで評価されます(下記に示す)
痛みを評価することは必要な治療や有効な治療法の選択につながります。また、ストレスなどで痛みに悪影響が出ている場合などでは、そのストレス要因を軽減するようなことも必要です。患者さんの痛みを掘り下げて、評価してくことが重要と考えます。また疼痛は代償運動による筋の過負荷が原因とされることもありその動作を繰り返すことで慢性痛への移行が危惧されます。
- 股関節周囲の可動性や筋力評価(膝関節、足関節を中心にした近位関節も)
受傷や術側の股関節周囲の筋力評価や関節可動域の評価はもちろんのことですが、炎症の波及や術後の疼痛による膝関節や足関節の機能評価をしておくことも必要だと考えます。大腿四頭筋や大腿筋膜張筋への過負荷から二関節筋でもある両筋機が能不全を生じ、膝関節伸展筋力に影響を及ぼすことが臨床でもよく見られるのではないでしょうか。
- バランス評価
片脚立位、BBS、TUGなどがあります。
BBS(Berg Balance Scale)
各項目は0~4点の5段階の56点満点
評価項目はすべて日常生活関連動作から構成されている
カットオフ値 46点以上・・・病棟内自立判定基準
36点以上・・・病棟内見守り判定基準
TUG(Timed Up to Go)
カットオフ値 13.5秒:転倒予測
20秒:屋外外出可能
30秒以上:日常生活動作に要介助
などがあげられます。
【どんな治療が必要なのか?(ポイント)】
★早期離床、早期荷重、歩行訓練が重要となってきます。
状態によっては段階的な負荷設定も必要です。
(*各施設でのクリニカルパスに従じてリハビリを行っていきます。)
明日からも臨床頑張りましょう♪( *´艸`)
@nightが『動作分析から紐解く臨床推論』のテーマで姫路、加古川、神戸、明石の4都市で開催決定!
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慢性心不全のリスク管理について
夏です!!
この前も言いました・・・・|д゚)
このブログは8月中旬に書いています。
アップされる頃には涼しくなっている事を祈ります。
またまた映画紹介(^^)/
(誰も期待してないかもしれませんが・・・)
待っていてくれる皆さんを信じて(^◇^)
・・・・
このタイトルを見てどう思いますか?
膵臓って美味しいんですかね?(←そっち?)
僕はハンバーガーとポテトで十分です(^_-)-☆
ついでにコーラも・・・・(暴食)
そんな思いとは裏腹に久しぶりに泣きました!!
映画で泣いたのはターミネーター2で最後のT800とのお別れシーン以来かも・・・
わかりますかね・・・・??
普段ラブロマンス系は見ていませんがこれは見た方がいいと思います(なんの宣伝?)
原作が小説みたいです。
なんと言ってもヒロインの浜辺美波さんがとても・・・・・カワ(・∀・)イイ!!
こんな人とお付き合いしてみたいものです。
もし紹介してくださる方はRe:Aの問い合わせか電話番号で連絡下さいね(^_-)-☆
(・・・・・本気にしないでくださいよ?(笑))
さて今回は膵臓の話ではなく心臓の話です。
心不全の既往のある方を訪問ではよく経験します。
医師とすぐに相談できる環境にいないためどこまでやっていいのか分からない、何か起きても誰もいない。
新人の時に心不全や内部疾患の既往歴をあまり分からず関わっていた自身に恐怖心すら覚えます・・・
そこでエビデンスや身体所見を調べたので少し記載します。
皆さんの臨床に役立てれば幸いです(^◇^)
まず運動療法の適応、禁忌、中止基準はありますか?
あります!!
しかしここの症例の経験や重症度、治療方針によっては禁忌に含まれる病態の患者に対しても、日常生活の獲得を目的とした理学療法を遂行しなければならないとあります。
やはり個別性の高いアプローチが必要なんですね・・・
また身体所見としては
BMIと体重減少の有無
血圧(臥位と座位)
脈(強さや不整の有無)
起立性低血圧の有無
頸静脈圧(安静時、腹部圧迫時)
心雑音と過剰心音
心尖拍動の位置と広がり
右室拍動の有無
呼吸状態(呼吸数、ラ音、胸水)
肝腫大、腹水
下腿浮腫
抹消皮膚温
うっ血所見は
起座呼吸 頸静脈圧の上昇 浮腫 腹水 肝頸静脈逆流
低灌流所見は
小さい脈圧 四肢冷感 傾眠傾向 低Na血症 腎機能悪化
調べただけでもいっぱい・・・・
これはお腹いっぱい・・・
その方々で出る症状も様々なのでどういう症状が出現しやすく、悪化しているかを定期的に見る必要がありますね!
身体所見を見るうえでセラピストも血液データをちゃんと見ないと!!
と訪問にきてよく思います。
まあこれはまたの機会に・・・
カルボーネン法を要いた運動処方は適応できますか?
はい!!!
・・・・と自分は思っていました
しかし最近のエビデンスではいいえです。
多くの心不全患者はβ遮断薬の内服や自立神経機能低下により運動時の心拍応答が低下していることから、予測最大心拍数に基づく運動処方は困難であるそうです。
知りませんでした・・・・無知って怖い|д゚)
定期的に情報収集や勉強は必要ですね(^^)
また持久力を測定する上では6分間歩行が有効であり、心不全患者の運動耐容能の指標の一つとして有用です。
300m未満が予後不良のカットオフ値として知られています。
では高強度の運動負荷は禁忌か?
答えはいいえです。
監視下の高強度インターバル運動も選択肢の一つになると考えられます。
しかし安全性のデータが不十分な為、ルーチンに適応することは推奨されていません
何事もやりすぎは禁物ですね
では運動以外に患者指導/ホームエクササイズの指導はどのような内容を行うか?
多職種による自己管理能力を高める為の教育、体重測定と増悪症状のモニタリング、薬物治療の継続および副作用のモニタリング、禁煙、状態安定時の運動療法、ナトリウム制限食、禁酒、感染予防を中心に、患者および家族に対して指導を行う
やはり内科的な要因の人に対しては運動だけでなく
包括的な支援が必要なようです(´・ω・`)
リハビリだけではよくなりません
なにより心不全を増悪させない為にリスク管理を行いながらのリハビリが必要ですね(^^♪
また自分が勉強した内容を書いていきたいと思います。
もし読んで頂いて少しでもお役に立てれば幸いです。
それではまた~~~~(^◇^)
@nightが『動作分析から紐解く臨床推論』のテーマで姫路、加古川、神戸、明石の4都市で開催決定!
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対DM攻略~あなたならどれを選択する?~
こんばんはー。
最近、お腹周りの肥大化にみまわれているSHIROです♪
誰ですか?食欲の秋など言われた方は?
僕、年中食欲あるんですが…w
食にこだわりの無い方もおられますよね~。僕の身近にも2人程います。
彼らは食事は何でも良い。なんなら食べなくても良いと言葉にします。そしてやっぱり痩せています。ほぼガリクソン…ガリガリくんです。
患者さん・利用者さんで糖尿病をお持ちの方がいます。その方々が最も意識して取り組まれているのが食事療法です。内服は忘れても、食事に気を遣っておられる方もいます。もちろんまったく気にされていない方も…(あくまで僕個人の経験上の印象です)。
主治医より内服処方をいただいていますので、薬物療法と食事療法になりますね。
しかぁ~し!運動療法に取り組んでおられる方は少ない!そう感じています!!
これは医療に携わる者として由々しき事態です。僕の担当させてもらっている利用者さんでも、「主治医にもっと歩きなさいって言われたわ~」と帰宅され、では運動しましょうと誘導すると、「今日はしんどいからなぁ~」と笑顔で断ろうとされます。
さらに、糖尿病があるため食後の運動療法として自主トレーニング表を渡してしますが、ほとんどの方がまったく実施してくれない^^;
糖尿病の怖さについては過去の記事をどうぞ。
なぜだぁ~!皆で疾患と向き合おうぜ…
僕なら、好きな物をお腹いっぱい食べたいので、迷わず運動療法を選択します!
何なら薬物療法よりも優先したいと思っています!
ですが、重症化してくればインスリンは…ありですね。
良くない考え方かも知れませんが、インスリン投与すればある程度、好きな物を食べても大丈夫。結果、僕のQOLは改善されるはずです!自己注射の練習しておこう!
…いや、その前に糖尿病にならないように気を付けよう!
皆さんもどうか、お身体をご自愛ください。
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