発話で誤嚥予防!!パ!タ!カ!ラっ!!(パタカラ)
どーもーーーー!!
ランナーズハイのごんです!!
ランです!RUN!
走るときは汗をかきます!(;'∀')
水分をとりませう!!
ごくごく・・
ごほっごほっ!!
ごほっ!
おぇっ!
Uloooofんどsjbふぇあvkm*ADBNお@j!!!
はぁ、はぁ、、
いきなりの運動は駄目ですね。
誤嚥してしまいました。
そうそう、
パタカラって知ってますか??
発声時の口の動きから誤嚥予防を図れるものです!
知り合いのSTから色々教えてもらったので共有します( *´艸`)
摂食嚥下の過程
摂食嚥下の過程では以下の5期に分けることができます。
1.先行期(認知期):食物の認知と取り込み
2.準備期(咀嚼期):食物の咀嚼・口腔内保持と味の伝達
3.口腔期:舌の動きで食塊を咽頭方向に送り込む
4.咽頭期:食塊を嚥下反射によって食道まで送る
5.食道期:食塊を胃へと送る
よく嚥下障害で問題になるのは
4.咽頭期の嚥下反射の遅延を耳にすることがあります。
このパタカラは2.準備期(咀嚼期)3.口腔期に関わってきます!
唇の動き「パ」
「パ」の音は口を閉じないと発声することができません。
この口を閉じて発声をする、いわゆる破裂音こそがパの音を出す原理です。
食事の際に食塊が口からこぼれないようにする、ということでパの発声と結びつきがあるようです。
舌と歯の連動「タ」
「タ」の発声は舌尖を上顎(歯茎後面)に当てることで発音ができます。
大きく「タ」を発音すると舌の接触面積が増えたり、舌の挙上や顎の運動が生じます。
食塊を送り込む際の舌の運動にタの発音と結びつきがあるようです。
奥舌の挙上「カ」
「カ」の発音は舌のなかでも奥、奥舌の挙上が生じます。
また、喉の奥を閉めることで発音ができます。
口腔内の食塊を咽頭に送り込むのに必要な機能をカの発音からトレーニングできるようです。
前舌の巻き込み「ラ」
「ラ」の発音は舌の前を巻いて上顎の軟口蓋から前歯あたりに当てて発音します。
舌前方の挙上が必要で食塊を送り込み、飲み込みやすくするのに必要な機能になります、
臨床では・・・
以上がパタカラのそれぞれの説明になります。
反対に、臨床で発話がしにくい方を見かけた際はどの音が発音しにくいのか?
その音は舌や口唇でどのようにして作られているのか?
そんなことを考えながら症例さんと関わると新たな発見があるかもしれないですね(^^)/
内科疾患を知りリスク管理!脂質異常症
コンニチハ。
ごんです。
前回書かせてもらった血液検査の見方、もうご覧になられましたか??
今日はパート2、「中性脂肪・LDL・HDL」にいく前哨戦です!
まとめようと思ったけどやめた!w
読みやすく、簡潔に!w
目次
脂質異常症について
元々「脂質異常症」という診断名が使用される以前は「高脂血症」という診断名が使われていました。
この辺は過去ブログでも触れましたね。
2007年7月に高脂血症(英: hyperlipidemia)から脂質異常症に改名されました。
文字通り脂質値が高くなる場合だけでなく、低くなることも含め脂質異常症となりました。
血液中にはコレステロール、中性脂肪などの脂質が存在しています。
どの脂質も身体にとっては必要な物質です。
ちなみに体内の脂質は、大きくトリグリセリド(中性脂肪)、コレステロール、リン脂質、脂肪酸の4つに分けられ、それぞれ体の中で重要な役割を果たしています。
生体内でのコレステロール・中性脂肪の役割
コレステロールは細胞膜の主要な構成成分で、脳や肝臓、神経組織などに多く含まれています。 また、性ホルモン、副腎皮質ホルモンなどのステロイドホルモン、胆汁酸やビタミンDの原料となり、生命維持に欠かせない重要な物質です。
また中性脂肪は身体の中(皮下や内臓周辺)に蓄えられ、体温保持や内臓の保護に寄与します。
また、必要に応じて脂肪酸に分解され、エネルギー源として重要な働きをしています。
脂質異常症の進行
脂質異常症にて慢性的経過をたどると、血管壁に脂肪が付着し血管内を狭くしたり弱くなることで動脈硬化を進行させます。
その結果、冠動脈疾患(心筋梗塞、狭心症、無症候性心筋虚血などの心臓病)、脳血栓、脳梗塞などを引き起こしますので非常に危険な病気です。
脂質異常症は自覚症状がないため放置されがちです。
特にこの病気は肉食など脂肪摂取量の多い欧米で多発していましたが、日本でも若年層を中心に食事の欧米化が進んだことと、生活環境の変化による運動不足やストレスなどにより増加してきています。
脂質異常症の改善
大きく分けて2つ。
食事療法と運動療法になります。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
日々のリハビリテーション介入において循環器系の再発リスクは把握・予防の必要があります。
脂質異常症を含めこの機会に是非、担当している方の内科疾患の既往を確認してみてはいかがでしょうか??
あっふぉー!ダンス♪ 結局何が言いたいのかと申しますと。
ちゃーす♪
いきなりステーキ…いきなりですが、皆さんアフォード(afford)されていますか?
いやぁ認知症の方と関わっていて、「ベッドに腰掛けましょう」と声掛けしたら、突然お休みモードに入られましたSHIROです。←皆さんはこんな経験ありませんか?
これは、口頭指示の入力よりも、ベッドは寝るためのものという知覚がそうさせてしまった結果だと思います。
転倒関連の研究をしたことのある方であれば、必ず目にすることのある名前。それがGibson.J.J。彼は生涯に渡り視知覚の研究に携わったアメリカ人です。
アフォード(afford)とは、「~ができる、~を与える」といった意味があります。
そして、アフォーダンス(affordance)とGibson.J.Jは発展させた造語を唱えました。
アフォーダンスとは、環境が動物に提供する「価値」のことである。
~中略~
それは、環境の中に実在する、知覚者にとって価値のある情報である。
(佐々木正人,アフォーダンスー新しい認知の理論,1994より引用)
皆さんはすでに読まれたであろうか…我がブログの過去のアフォーダンス記事を。
私はかつてこれほど、秀逸なブログを見たことがない。…と、思う。
きっとないはずだ。これは、ごん氏による適切な言葉を用いた表現、絶妙な写真の選択といった奇跡の連続が生んだ産物。奇跡のお笑いブログといっても過言ではないだろう。いや、ハードル上げ過ぎたかw
リンクはこちら↓↓
何度見返しても笑らってしまうwww
先ほど、引用した書籍の中に興味深い一文がありましたので紹介します。
一本の橋があるとする。その橋は体重100キログラムの知覚者には「渡れない」と、50キログラムの者には「渡れる」と知覚されたとする。この場合、アフォーダンス理論では、100キログラムの者に「渡れない」ことをアフォードした情報も、50キログラムの者に「渡れる」ことをアフォードした情報も、ともに橋という環境に実在すると考える。では、二つのアフォーダンスが知覚者の主観にではなく、橋に実在することをどのようにすれば実証できるか。
1つの方法がある。100キログラムの者に50キログラムに体重を落とせと命令するのは酷なので、50キログラムの者に50キログラムの重りをつけることにする。もちろん、重りをつけた途端に、それまで「渡れる」と見えていた橋が「渡れない」と見えはじめるわけではない。おそらく「疑似体重」が100キログラムになった者が、橋にあるアフォーダンスを知覚できるようになるまでには、かなりの時間をかけた、その体重での環境との交渉の経験が必要である。
(佐々木正人,アフォーダンスー新しい認知の理論,1994より引用)
↑↑Amazonへジャンプします。
何が言いたいのかというと、僕は過去最大の体重を誇っている。そしてそれを知覚するためには、もうしばらく経験が必要になるということだw
こんな看板見たことあります?
どーん♪
こんちゃ。SHIROです(^^♪
実は、温泉に行って参りました。泊まりですよ!お泊り!
その温泉街で面白い看板と出会ったので紹介します。
はじめてみました!露出禁止の看板!
いやぁ、男性は見て(覗き)も見せてもダメなんですね。勉強になります!
温泉の話で思い出しました。
先日の@nightで黒崎秀彰先生がおっしゃってましたが、温泉に入るといった作業も『楽しみ』か『休息』か人によって異なる場合があるとのお話がありました!
う~ん。僕の温泉にはどういう意味があるのだろうか…
行く前はめっちゃ楽しみだし、お湯に浸かるとホッとします。
きっと…楽しみなのは温泉街の非日常感に触れること。ホッとするのが温泉に浸かることなんだと解釈しました。また今度、黒崎先生に聞いてみよう。
皆さんは、人生において生きがいと言える活動はありますか?
今日は迷える子羊ちゃんです。羊を数えながら眠ることにします。
【高齢者の転倒】
コケコッコー!!
もう朝か…
やばーーーーい!!遅刻だ!!(焦る)
ドン!!!!
そう、転落ですよ( ノД`)イテテ
昨日の夜はベットの真ん中に寝たはずなのに・・・
はい、まぼろしー!!!
寝具をベットじゃなくて、布団にしておけばよかったと感じるわけですが、後悔先に立たず。
地球に住んでいる以上、落ちたり、こけたりは一生の課題かもしれませんね(*’▽’)
私たちがこけても打撲ですみますが、
高齢者が転倒すると打撲だけでは済まないことの方が大いにありますよね。
高齢者の 3 人に1人は 1 年間に1度以上の転倒を経験するとされ、大腿骨近位部骨折をはじめとした高齢者の骨折の主原因で、要介護の主要な原因の1つと言われていいます。
(「脳血管疾患(脳卒中)」が17.2%と最も多く、次いで、「認知症」16.4%、「高齢による衰弱」13.9%、「骨折・転倒」12.2%となっています。)
そして、主な介護者が同居家族で6割となっており、その半分以上が子もしくは子の配偶者となっています。
家族の介護や看護を理由とした離職者数は女性の離職者数は全体の6~8割を占めています。また、年間介護離職者は年間10万人を超えています。
法律では93日の介護休暇を取得できるようになっています。
介護休暇を93日も取得した従業員は、むしろ職場に居づらくなり、居場所がなくなったと感じて退職に至りやすいともいわれています。
介護をしていることを上司や会社に言い出せず、一人で抱えこんで耐えきれず潰れてしまうことも少なくないようです。
高齢者の転倒は当事者の生活の質を下げるだけでなく、同居家族にも影響を及ぼすだけでなく、社会全体にとっても重要な影響があると言っても過言ではありません。
高齢者の転倒はリハビリテーションに携わる私たちとしては避けては通れない事柄です。
セラピストとして、転倒どう向き合っていくのかは本当に大切なことですね。
次回、高齢者の転倒予防と4大骨折についてお送りします。
@nightが『適切な目標設定を導く理論』のテーマで姫路、加古川、神戸、明石の4都市で開催決定!!
奮ってご参加ください(^^♪
*姫路会場は終了しておりますのでご注意ください。
遺伝子の不思議「鎌状赤血球貧血」
こんにちは!
ごんです!!
僕たちセラピストは正常動作から逸脱した動作の改善を図ることがあります。
正常が分からなければ問題点に気付けない。
それはつまり動作の改善ができないことに繋がることになります。
そんなことを思いながら「正常」を突き詰めていた時期がありました。
発生学や発達学がその一つの答えになってきます。
そんな時に見つけた遺伝子の話。
劣性遺伝の方が優性遺伝より有利になるという話を見つけたのでご紹介します。
血液の顕微鏡所見
その遺伝性疾患の名前は「鎌状赤血球貧血」。
上の画像を見ると丸い紫と長細く鎌のような形のものがあるのが分かります。
前者が正常の赤血球。後者が鎌状赤血球になります。
赤血球
赤血球は血球の中で最も大きいものです。
この役割は、酸素を全身に運搬する機能を担っています。
赤血球の中にはヘモグロビンという蛋白質を有しています。
「ヘム」という鉄を含んだ色素と、「グロビン」というタンパク質からできいます。
ヘモグロビンは赤血球の重量の3分の1を占めています。
鉄は酸素と結合しやすい性質があり(酸化)、鉄分を含むヘモグロビンによって酸素が全身に運ばれているのです。
そして、酸化した鉄は赤色を示します。
血液の赤色は、ヘモグロビンに含まれる鉄が酸化した色なのです。
鎌状赤血球貧血
鎌状赤血球貧血は黒人に多い遺伝性疾患です。
赤血球の形が変化することにより血液が酸素を運びにくくなる、溶血性貧血です。
赤血球の寿命は通常4か月ほどです。
溶血性貧血では4か月よりも早いペースで赤血球が破壊されます。
赤血球の破壊スピードが速くなると、その減少を代償するためより多くの赤血球が骨髄でつくられるようになります。
しかしそれでも追いつかないほど破壊が進行すると、溶血性貧血に関連した症状が現れることになります。
軽症であれば日常生活は送れるが、重症の場合は成人前に多くが死亡するそうです。
黄疸、骨壊死、下腿潰瘍、細菌感染、脾臓の萎縮による激痛発作、微小血管の閉塞、脳卒中による神経系損傷が主な症状として言われています。
ここまで聞くと遺伝子の劣性遺伝により症状が出ることがいいように働くとは到底思えません。
しかし、この病気の原因遺伝子を持つ人は、原虫が赤血球に寄生して悪さをする「マラリア」にかかりにくいことが分かったのです。
マラリア
マラリア原虫をもった蚊(ハマダラカ属)に刺されることで感染する病気です。
世界中の熱帯・亜熱帯地域で流行しており、2013年12月に公表された統計によると、1年間に約2億700万人が感染し、推計62万7,000人が死亡しています。日本でも100人近くが輸入感染で発症しています。
1週間から4週間ほどの潜伏期間をおいて、発熱、寒気、頭痛、嘔吐、関節痛、筋肉痛などの症状が出ます。
マラリア原虫は、蚊の体内で生殖を行い、増殖したマラリア原虫は蚊の唾液腺に集合、蚊がヒトの血液を吸う際にヒト体内に侵入します。
その後、肝細胞で増殖し、個体数が数千になった段階で赤血球に侵入します。
鎌状赤血球貧血を持つとマラリアにかかりにくい
つまり、鎌状赤血球貧血をもつことは赤血球自体の寿命が短いため、マラリア原虫の生育ができなくなると言えます。
ダーウィンの進化論にあるように自然淘汰の上に発生・進化があるならば、劣性遺伝になると外界での生活に不適合が生じ淘汰されることが多い。
しかし、ある病気の原因遺伝子を持つことが、別の病気を防ぐことに繋がる。
黒人が多く住むアフリカなどの熱帯地域では、マラリアによる死亡のリスクは高く、鎌状赤血球貧血の原因遺伝子を持つことが、生存に有利である可能性がある、という驚きの記述でした。
@nightが『適切な目標設定を導く理論』のテーマで姫路、加古川、神戸、明石の4都市で開催決定!!
奮ってご参加ください(^^♪
*姫路会場は終了しておりますのでご注意ください。
Re:A@night姫路 開催しました!
@night姫路が4月11日(木)に開催されました。
今回のテーマは
『適切な目標設定を導く理論』
「認知機能からみた身体認識と自己効力感の乖離理由の要因」~在宅生活継続の判断基準の一助として~
というタイトルで近畿作業療法学会で優秀賞されました、
ひめじ地域支援リハビリ訪問看護ステーション”の統括責任者、黒崎秀彰先生をお招きしご講義いただきました。
「自己効力感」「運動機能との乖離」「目標設定」に焦点を当てて、実際の臨床を通してお話頂きました。
【セミナー中の様子】
セミナー後にはたくさんの質疑応答があり、とても有意義学びの時間になったことと思います。
黒崎先生、とても分かりやすいご講義ありがとうございました♪
参加者の声♪
目標設定の大切さを再認識できた。ただの機能訓練になっているのか、何のためにやるのか、目標を定めて取り組めるよう利用者さんと話していきたい。
次回は5月9日(木)@night加古川となっております。
沢山のご参加お持ちしております♪