機械の価値と人間の価値
こんにちは。
モータースポーツをこよなく愛しているSHIROです♪
特に四輪レースに興味を持っています。
機械モノって人間の身体にとても似ていると感じています。
もちろんホメオスタシスはありませんがw
壊れるときは必ず原因があります。どこが悪いのか?構造を理解して適切な対応をします。
さしずめ、自動車修理やチューニングはクルマの医師のようなものだと思います。
原因追及(診断)→修理(手術・治療)→慣らし運転(リハビリテーション)
慣らし運転では、交換部品の各所のあたりをつけていくため、ゆっくりと運転します。
エンジンでれば、回転数を上げ過ぎないこと。ミッションやLSDであれば、ゆっくりと操作していくなど。
各所のあたりをしっかり出した後は、潤滑油(エンジンオイル・ミッションオイルなど)の交換をしてから、全快走行可能となります。
オイル交換は人間でいう透析みたいなものでしょうか。
機械って不思議なんです。
金属やプラスチックの塊ですが、稀に気持ちが通じ合うようなことがあります。
私たちもクルマや機器に対して愛称で呼ぶことがありますよね。
それぞれ、愛着を持ったクルマや機器が身の回りにあると思います。
ある人にとってはゴミのような物でも、ある人にとっては宝物だったりします。
患者さんや利用者さんからも教えてもらう瞬間があります。
私たちにとっては、いつも誤った時間を刻んでいる古ぼけた時計。
リハビリテーションは時間単価が設定されています。私たちは誤った時間を参考にするとサービス提供時間がおかしくなってしまいます。
誤った時間を指している時計のことを利用者さんに問うと、亡くなった夫との思いでの品であったり、両親からのプレゼントであったり。
物の価値は人それぞれです。だからオンリーワンなんでしょうね。
ですが、必要とされる物や希少な物であれば中古であれ価値がつきます。
中古車や中古プランド品などがわかりやすいですよね。
買い取る側は商売ですので、世の中に必要とされている度合いによって金額を提示します。
そして、世の中に必要とされている価格で中古品を販売します。
冒頭でも述べさせてもらいましたが、機械って人間と似ていますよね。
私たち人間に中古という表現はおかしいですが、悲しいかな人にも価値がつけられる場合があります。
例えば、医師のように勤勉であり頭脳明晰な人には社会的に高い価値(高給)が約束されます。そして、医師たちの中でも優秀な方にはさらに高い価値があります。
私たちも同じですよね。自分自身の価値はどうでしょう?
私たちの価値は所属先(病院名や施設名)や役職によって左右されるものではありません。
1人の専門職として患者さんの前に立ったとき、何をすべきか、そして何ができるのか。
それがすべてです。そしてそれが私たち自身の価値です。
役職やお給料は後からついて来るものです。それが、所属先に求められるものと相違がないならば。
そして、特別な人と出逢ったとき…オンリーワンの存在になりたいですね。
今夜は月が綺麗です。
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