高齢者が主人公!?映画編その①
どーも♪SHIROです!
いやぁ寒くなりましたね。冬眠の頃合いなのか睡眠を貪りたい今日この頃…
こんな時期には炬燵に潜ってDVDですよ♪
という事で、おじいちゃんやおばぁちゃんが主人公のオススメ映画(または想起させる映画)を提案したいと思います。
僕が観たものでNo.1は…
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ご覧になった方も多いと思います。
僕がこの映画と出会ったのは、精神科の実習中でした。担当症例は精神発達遅滞のある統合失調症の方でした。症例さんは同病棟の友人の隣で鑑賞。僕はその斜め後方に陣取っていたんですよ。映画がはじまり、徐々に物語りが進んでいくものの落ち着かない症例。隣の友人とお喋りしたり、トイレに行ったり。
僕も映画鑑賞を楽しむことが目的ではありません。症例さんを理解し、どう支援していけば良いのか。ただそれだけのミッションを抱えて強い気持ちで実習へ挑んでおります。
いつの間にか号泣してましたw
症例さんがどこにいるかもわからないぐらいwww人間号泣すると鼻水まで出てくるんですね。隣で号泣している方が居たら、そっとティッシュを渡してあげてください。
バイザーはそんな僕を見て大爆笑してました♪喜んで頂けたようで何よりです^^;
ここからネタバレありますので、これから楽しもうとされる方は違う記事へ♪
認知症。それは高齢者に身近な疾患です。それが、もし若年層に発症したら…そんな映画です。
僕は逆に捉えてしまいました。高齢者の方もこんな気持ちなんだ…。配偶者やその家族にとっても辛すぎる問題。何より本人にはどうすることも出来ない問題。
そんな問題が私たちの周りで頻発しています。もはや他人事ではありません。
病院で勤務していた頃は認知症の方に対して、評価こそ全てでした。在宅復帰を目指す場所として、認知機能の低下があっても在宅生活を遂行できるか否か。
だけど、在宅領域に身を寄せるようになり、認知症の問題はより僕を苦しめます。このままでは在宅生活の継続が困難になってしまう。もしくは、介護者の介護負担が多大となり、生活が破綻してしまう。そんな状況を目の当たりにします。
私たち専門職に…患者さんや利用者さんに「先生」と呼んでもらえる存在として。
このままではダメだ。強く感じています。認知症に効果があると言われているアプローチや考え方のベースは回復や改善ではなく、”維持”。厚労省のモデルとなった老人保健施設での研究では3ヶ月間の認知機能が維持できたら「効果あり!」と判定されていました。もちろんとても素晴らしい事だと思っています。
ですが、”維持”で納得できるためには、初期段階から私たちが関わることが必須です。ケアマネージャーの質的向上が必要?人のせいにしてはダメです。
僕たちがもっとレベルアップし、頼られる存在になるべきだと思います。そして、困っている方をもっと効果的に支援できる存在。それが僕の目標です。
↑実は僕が一番楽しみにしています♪
横井賀津志先生は認知症に対する新しい支援を見出そうとされています。認知症の特性を適切に把握し、作業科学の観点を取り入れた目標設定を行うための視点。
きっと作業療法士だから…という理由は要らないと思います。
医師や看護師、理学療法士、言語聴覚士など。きっと認知症の方と関わる医療従事者にとって何か見出せる機会となると思います。
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