慢性心不全のリスク管理について
夏です!!
この前も言いました・・・・|д゚)
このブログは8月中旬に書いています。
アップされる頃には涼しくなっている事を祈ります。
またまた映画紹介(^^)/
(誰も期待してないかもしれませんが・・・)
待っていてくれる皆さんを信じて(^◇^)
・・・・
このタイトルを見てどう思いますか?
膵臓って美味しいんですかね?(←そっち?)
僕はハンバーガーとポテトで十分です(^_-)-☆
ついでにコーラも・・・・(暴食)
そんな思いとは裏腹に久しぶりに泣きました!!
映画で泣いたのはターミネーター2で最後のT800とのお別れシーン以来かも・・・
わかりますかね・・・・??
普段ラブロマンス系は見ていませんがこれは見た方がいいと思います(なんの宣伝?)
原作が小説みたいです。
なんと言ってもヒロインの浜辺美波さんがとても・・・・・カワ(・∀・)イイ!!
こんな人とお付き合いしてみたいものです。
もし紹介してくださる方はRe:Aの問い合わせか電話番号で連絡下さいね(^_-)-☆
(・・・・・本気にしないでくださいよ?(笑))
さて今回は膵臓の話ではなく心臓の話です。
心不全の既往のある方を訪問ではよく経験します。
医師とすぐに相談できる環境にいないためどこまでやっていいのか分からない、何か起きても誰もいない。
新人の時に心不全や内部疾患の既往歴をあまり分からず関わっていた自身に恐怖心すら覚えます・・・
そこでエビデンスや身体所見を調べたので少し記載します。
皆さんの臨床に役立てれば幸いです(^◇^)
まず運動療法の適応、禁忌、中止基準はありますか?
あります!!
しかしここの症例の経験や重症度、治療方針によっては禁忌に含まれる病態の患者に対しても、日常生活の獲得を目的とした理学療法を遂行しなければならないとあります。
やはり個別性の高いアプローチが必要なんですね・・・
また身体所見としては
BMIと体重減少の有無
血圧(臥位と座位)
脈(強さや不整の有無)
起立性低血圧の有無
頸静脈圧(安静時、腹部圧迫時)
心雑音と過剰心音
心尖拍動の位置と広がり
右室拍動の有無
呼吸状態(呼吸数、ラ音、胸水)
肝腫大、腹水
下腿浮腫
抹消皮膚温
うっ血所見は
起座呼吸 頸静脈圧の上昇 浮腫 腹水 肝頸静脈逆流
低灌流所見は
小さい脈圧 四肢冷感 傾眠傾向 低Na血症 腎機能悪化
調べただけでもいっぱい・・・・
これはお腹いっぱい・・・
その方々で出る症状も様々なのでどういう症状が出現しやすく、悪化しているかを定期的に見る必要がありますね!
身体所見を見るうえでセラピストも血液データをちゃんと見ないと!!
と訪問にきてよく思います。
まあこれはまたの機会に・・・
カルボーネン法を要いた運動処方は適応できますか?
はい!!!
・・・・と自分は思っていました
しかし最近のエビデンスではいいえです。
多くの心不全患者はβ遮断薬の内服や自立神経機能低下により運動時の心拍応答が低下していることから、予測最大心拍数に基づく運動処方は困難であるそうです。
知りませんでした・・・・無知って怖い|д゚)
定期的に情報収集や勉強は必要ですね(^^)
また持久力を測定する上では6分間歩行が有効であり、心不全患者の運動耐容能の指標の一つとして有用です。
300m未満が予後不良のカットオフ値として知られています。
では高強度の運動負荷は禁忌か?
答えはいいえです。
監視下の高強度インターバル運動も選択肢の一つになると考えられます。
しかし安全性のデータが不十分な為、ルーチンに適応することは推奨されていません
何事もやりすぎは禁物ですね
では運動以外に患者指導/ホームエクササイズの指導はどのような内容を行うか?
多職種による自己管理能力を高める為の教育、体重測定と増悪症状のモニタリング、薬物治療の継続および副作用のモニタリング、禁煙、状態安定時の運動療法、ナトリウム制限食、禁酒、感染予防を中心に、患者および家族に対して指導を行う
やはり内科的な要因の人に対しては運動だけでなく
包括的な支援が必要なようです(´・ω・`)
リハビリだけではよくなりません
なにより心不全を増悪させない為にリスク管理を行いながらのリハビリが必要ですね(^^♪
また自分が勉強した内容を書いていきたいと思います。
もし読んで頂いて少しでもお役に立てれば幸いです。
それではまた~~~~(^◇^)
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