Anatomy~大脳基底核を中心とした運動調整機構と臨床での問題の関連~
先日開催されました、
Anatomy
大脳基底核を中心とした運動調整機構と臨床での問題の関連
聴講者より参加の声を頂きました。
参加の声①
30代PT(8年目)
今回の内容が、大脳基底核を中心とした運動調整機構についてであり私自身苦手な分野でした。自分で調べようとしても、情報量も多くどこから手をつけたらいいのか分からずうまく学びが進まない日々でした。本セミナーは、知り合いから教えてもらい参加したのですが、内容についていけるのかとても心配でした。しかし、実際に受講してみると今回の講義で一番伝えたい部分を特に詳しくご説明いただき、私にとってはとても学び甲斐があり、あっという間に過ぎる一日でした。普段の臨床では、姿勢を保つための練習として、患者様に「ここを意識してください」と意識的に姿勢を保てるような声かけ、訓練ばかりしていました。しかし、姿勢を保つためには無意識下深部感覚と小脳との関係をいかに用いるかの重要性を詳しく行っていただき治療方法も改めて考えさせられる内容でした。本セミナーでは解剖学的な視点から臨床に対する意見も交えて講義をしていただき、改めて解剖学の大切さを学ぶことができ、荒川先生に感謝いたします。
参加の声②
20代PT(4年目)
臨床で評価を行う際、動作分析やスクリーニング検査等から症例の状態や問題点の把握を行いますが、その神経学的機序は曖昧で疑問に思うことも多くありました。そのため、かねてより勉強しなければならならい分野だと感じていましたが、なかなか理解が難しく、学習が進みませんでした。
今回の講習会では神経解剖、脳機能をまとめて説明して下さり、障害部位から予測される症状や残存機能、そこから考えられる治療対象と方法の考察など本当にいろいろなことを学ばせて頂いき今後臨床を行う際、問題点を抽出する上での評価方法も変える必要があると感じました。臨床で実際に生じている現象を神経解剖、脳機能に解釈することが難しくはありますが今後の課題として頑張っていこうと思います。
【その他の研修会情報】
12月3日(日)
10:00~16:00(9:30受付開始)
新大阪ブリックビル(JR新大阪駅より徒歩5分)
Dementia
関西福祉大学 保健医療学部
重森 健太 先生