血液検査の見方②「中性脂肪」
コンニチハ!!
ゴンデス。
何故に片言ww
今日は前回の続き、血液検査の見方です!
脂質異常症に関わることなので前回記事を見てから読むことをおススメします!!
アワセテヨミタイw
目次
中性脂肪
中性脂肪は、糖質の不足を補い身体を動かすエネルギー源となります。
また、皮下脂肪になって体温を保持したり、内臓を衝撃から守る働きもあります。
中性脂肪のこの役割自体には、悪となる要素はみられません。
しかし、異常な中性脂肪値が悪となり、健康をおびやかすことになり得ます。
血液データの基準値
中性脂肪の基準値は、空腹時30~149mg/dlとされています。
中性脂肪値が150mg/dl以上の場合、さまざまな病気が疑われるようになります。
日本動脈硬化学会による脂質脂肪症の診断基準のひとつにも、150mg/dl以上という中性脂肪値が挙げられています。
中性脂肪の低値も注意!!
中性脂肪は高い方が問題!と思われている人も多いかと思います。
もちろんそうです。
でも低い時も問題になることを意識してほしいと思います。
前述したように脂質はエネルギー源となります。
つまり脂質が低値を示すということは必要なエネルギーを補うことが難しいのです。
持久力をつかうような課題や作業では、注意が必要と言えるでしょう。
中性脂肪が増えるのはなぜ?
糖質や脂質は、エネルギー源として使い切れない場合、中性脂肪として体内に蓄えられます。
また、余ったたんぱく質が体内で糖質に変えられ、これも中性脂肪として蓄えられます。
さらに肝臓は、脂肪の分解に必要な胆汁を作ったり、アルコールなど有害な物質を解毒しています。
中性脂肪増加の原因は、食べすぎ、飲みすぎ、運動不足です。
食べすぎは、肝臓で作られる中性脂肪を増加させ、運動不足が蓄積を促します。
また、毎日アルコールを飲みすぎていると、解毒が優先され、分解が追いつかなくなった脂肪が肝臓にたまり続け、脂肪肝となります。
中性脂肪が増えるとどうなる?
中性脂肪が増えると、血液サラサラの状態から、血液ドロドロになることがあります。
物理的に流れにくくなるということは末梢血管に血流がいきにくくなることも考えられます。
血液に中性脂肪が増えることで、善玉のHDLコレステロールが減少し、悪玉のLDLコレステロールを増加させてしまいます。
さらに動脈硬化が進行し、血管がつまりやすくなり、無理な力が加わることで破れやすくもなります。
おわりに
いかがでしょうか?
中性脂肪の異常値を見た時に運動療法の展開に繋げられたらと思います。
血液データを見ることでよりリハビリテーションに反映できればと思います。
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