ボトムアップとトップダウンについて
こんにちは!!
世間では、卒業式をきっかけに急接近しカップルに・・・
こんな感じでデートがしたい(^^)/!!
でも現実は・・・・
こんな感じ・・・・(゜レ゜)
はい!! 寒いのはここまでで・・・・
滑りはこれぐらいにしまして(・.・;)
皆さんはどちらかではなく両方使って評価をしているかと思います。
皆さんはどちらを主にしてアプローチを行っていますか?
自分は大学がトップダウン中心で指導していたことや、
疾患に関係なく動作からの問題点抽出により、問題点が明確化しやすい為、
トップダウン中心に評価を行い治療をしています(^^)/
下記に双方の違いについて記載しますので、最後まで読んで頂ければと思います!
まず【トップダウン】について
簡単に言うと
患者さんの訴えやニーズに合わせて、極力無駄のないように評価していく方法のことです。
★メリットとして
検査が限定的になり明確化される(不必要な検査はしなくていい)
能力障害と機能障害の関係や、複数の機能障害間の関係が理解しやすい
ADLと、その構成要素となる基本動作がつながりやすい
検査の簡略化により患者様、利用者様に余計な負担がかからない
★デメリットとして
手術直後等の急性期では使用できない
経験と熟練が必要で
特に動作観察・分析に関してはセラピストにより意見が分かれることが多い
次に【ボトムアップ評価】について
簡単に言うと
あらゆる検査を行い、問題点をすべて出してそこから改善可能な部分を挙げていく方法のことです。
★メリットとして
急性期の活動性の低い患者様の評価に適している。
疾患から考えられる前検査をおこなうことですべての問題点を
学生や新人理学療法士でも評価しやすい
★デメリットとして
能力障害と機能障害との関係、複数の機能障害同士の関係性が明確化でないこと
患者の問題点にならない検査項目も行う為、時間がかかる
メリットデメリットについてこのように大まかに書かせて頂きました!!
皆さんの捉え方によりまだまだメリットやデメリットも出てくるかと思います。
私もまだまだ不足していることも多い為、日々勉強です。
このようにメリットデメリットを把握し、日々の臨床の中では動作の中から機能障害を把握し、ボトムアップによって疾患からの問題点も把握していく必要があります。
皆さんは日々の臨床で過不足なく検査を行えていますか?
まだ自分は経験年数が少ないからボトムアップだけで評価しよう
これは違うと思います
私たちのリハビリに患者様・利用者様が払うお金は
50年目でも1年目でも同じです
皆さんならどちらのセラピストに見てもらいたいですか?
どうしても長年検査をしていないと検査方法を忘れ検査が行えなかったり・・
異常の反応がでていても検査での異常に気がつかなかったり・・
私たちは日々検査の精度と速度を上げ患者様、利用者様の治療時間を確保
適切なエビデンスに基づいたアプローチを行う必要があります。
これに関しては以前の文献紹介のブログも読んで頂ければと思います(^^)/
患者様・利用者様の生活の為にも私たちは努力を忘れてはいけませんね
私も頑張ります。