6月は@nightお休みします。
こんにちわ。
ごんです(^^)/
タイトル通りなのですが、
6月は@nightお休みします。
スキューバダイビングしてるからじゃないですよ(゚Д゚;)←
6月17日にRe:Aセミナー
開催します!!
皆さんは解剖学と聞くと、どんなイメージをお持ちになるでしょうか?「名称が覚えにくい」「覚える箇所が沢山ある」・・といったネガティブなイメージが強くないでしょうか?解剖学は医学の基礎的な側面を持ち、患者の治療・ケアにあたる医療スタッフにとっては目の前で起きた現象や事柄を理解するために必須の知識であり非常に重要な学問です。
この度講義をして頂く荒川先生は解剖学的な観点から、その部位が機能・役割とどのような繋がり、さらに症状へ関連する要因となるかまで考えておられます。人体の形態を正しく把握し、機能的な役割を知ることは私たちにとって必要な内容ではないでしょうか。人体をマクロからミクロ、発生学から神経解剖学までトータルとして見ないと治療やケアの解剖学的基盤をつくることはできません。
今回の講義では小脳について、解剖学的視点から小脳がどのような機能や役割を果たしているのか、更にはリハビリテーションへの応用などをご講義頂きます。小脳は言語や眼球運動、平衡機能、運動機能など多岐にわたる機能を有し、人間の社会生活を営む上で重要な役割を担っています。更には運動学習にも関わり、リハビリテーションと繋がりがある脳部位であると共に、上述する複数の機能を有すことから理解することが難しい印象を持ってしまいます。
小脳と大脳基底核はよく運動学習に関連する部位として知られています。動作やADLの再獲得・社会復帰などを目標とするリハビリテーションにおいては運動学習に司っている非常に重要な部位であると言えるのではないでしょうか。よく神経疾患や脳卒中などに罹患した症例を目の前にすると、機能しなくなった脳部位に着目しがちです。もちろん病態を理解する上で重要なことですが、リハビリテーションを進める上でそれだけでは足りません。実際に大事なのはその後にどこの神経経路・脳部位を使っていくのか、それを通じて動作やADLの再獲得、社会復帰をしていくかだと考えられます。
脳出血の好発部位の一つである被殻は大脳基底核を構成する脳部位であり、またパーキンソン病を代表とする大脳基底核の神経疾患では、大脳基底核を介した運動学習が進めにくくなっていることが推察されます。
ではどうやって運動学習を進めていくか?その答えの一つに小脳での運動学習が挙げられます。小脳への入力・投射を通じて運動学習を進めていくためにはどのようアプローチが最適なのか。この度の講義を通じて共に学ぶ機会となればと思います。運動学習のコアであると言われる小脳の理解を深めましょう。皆様のご参加お待ちしています。
次の@night開催は7月になります。
是非是非
ご参加ください( *´艸`)